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豊臣秀吉(木下藤吉郎)が仕えていた織田信長が、東海道一の弓取り・今川義元相手に劇的な勝利を収めた「桶狭間の戦い」。
信長を扱う大河ドラマや時代劇では欠かせない戦いの1つです。
ドラマなどでは、秀吉は今川軍の動向を探ったり、陣の中に入りスパイをしたり、というふうに描かれたりします。
後の天下人となった豊臣秀吉は、桶狭間の戦いでどのような活躍をしていたのでしょうか?
桶狭間の戦いでの豊臣秀吉(木下藤吉郎)の活躍とは?
秀吉の活躍の詳細はわからない!?
桶狭間の戦いの時の秀吉は24歳くらいと言われています。
この頃にはすでに信長に仕えており、足軽として桶狭間の戦いに参戦したと思われます。
そうなんです。秀吉が桶狭間の戦いでどのような活躍をしたかについては、詳細に記録されたものはないようなのです。
この頃の秀吉は出世をする前でイチ足軽に過ぎなかったので、秀吉について詳細な記録がないのは当然と言えば当然なんですよね。
今川義元の首を取ったのは別の家臣でしたので、目立った武功はあげていないようです。
秀吉は身長が140センチ台とも言われており、個人的には「武」のイメージがあまりないんです。
しかし、頭の良さは相当だったと思うので、情報戦だったり、通常では思いつかない奇策を考えついたり、効率の良い仕組み作りが得意な印象が強いです。
秀吉の経歴や人物像などから、桶狭間の戦いでの秀吉の活躍について仮説を立てることは可能です。
過去に今川家に仕えていたことが役立った?
秀吉は織田信長に仕える前は、今川家に仕えていた過去がありました。
正確には今川義元の家臣で頭陀寺城主・松下之綱という武将の家臣でした。
こういった経歴から、今川家の内情に詳しかったのではないかと思います。
何か役立つ情報を持っていた可能性は高いと思いますし。そういった情報を信長に進言していた可能性はありそうです。
今川方への偵察活動を行っていた!?
ドラマなどでは秀吉が今川の陣に潜り込み、兵たちに酒を振る舞い油断させつつ、直接偵察をしていた描写もあったように思います。
また、陣の中に行かなくても周辺を偵察していたりという描写もあったように思います。
過去に秀吉が今川家に仕えていたことを考えると、陣の中に入るというのは考えづらいかなと思います。顔を知っている人がいるかもしれないですしね。
周辺を偵察するというのは、行っていてもおかしくはないのかなと思います。
もしかしたら、秀吉自ら偵察せずとも、何かしらのネットワークを持っていて、そこから情報を得ていた可能性もありそうだなと思いました。
秀吉は今川家に仕える前後は旅をしていたり、針の行商をしていたとも言われています。
「人たらし」と言われた秀吉です。
何かの時に力になってくれるような人脈を作っていた可能性はあると思います。
まとめ
秀吉が桶狭間の戦いでどのような活躍をしていたのか、仮説となりますが、まとめると…
・今川家に仕えていた経歴から、役に立つ情報を持っていた可能性がある。
・自らもしくは人脈を使って、今川軍の動向について情報を得ていた可能性がある。
と言ったところでしょうか。
これらは、歴史的には根拠のない、イチ秀吉好きの想像となります(笑)
歴史というのは全てが立証できるわけではなく、想像できる余白があるところが、歴史の楽しさの1つでもあるのかなと思います。
本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
信長が桶狭間の戦いで勝利できたのは、信長の性格のおかげだった!?
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