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太平記の第13回「攻防赤坂城」です。
後醍醐天皇(片岡孝夫さん)は捕えられますが、各地の反幕府勢力は抵抗を続けていました。
楠木正成(武田鉄矢さん)も山岳ゲリラ戦術を駆使し、わずか500の兵力で2万の幕府軍を翻弄していました。
そんな中、京に戻った足利高氏(真田広之さん)の元を北畠顕家(後藤久美子さん)が訪ねてきます。
抵抗を続けていた楠木軍ですが、次第に劣勢となり、拠点の赤坂城は落城寸前となります。
起死回生を図る楠木正成は、ましらの石(柳葉敏郎さん)とともに、伊賀へ落ち延びるのでした。
往年の名作大河ドラマ太平記レビュー!第13回「攻防赤坂城」の感想!
新登場!
後藤久美子さん演じる北畠顕家と近藤正臣さん演じる北畠親房が新たな登場人物に加わりました。
後藤久美子さんが演じてますが、北畠顕家は男です!
後藤久美子さんて、超美人ですが、この顕家はちゃんと男の子に見えるのがすごいなと思いました。こういうイケメンいてもおかしくはないですもん。
北畠顕家自身、凜々しい美少年だったという説があるようです。
それで、後藤久美子さんがキャスティングされたんでしょうかね。
高氏の家臣たちと弓の腕を競っていました。
木の枝に糸みたいなので結んでぶら下げた「針」を弓矢で射抜けるかということなんですが、そもそも針が見えません。汗
それを涼しい顔で射抜く顕家。かっこ良すぎでしょう!
この女子顔負けの美しさと弓矢の腕前。
少女漫画の世界から抜け出てきた感じです。笑
そして、近藤正臣さんの北畠親房。
佐々木判官には、冷ややかな対応が個人的には受けました。笑
近藤正臣さんは、お年を召された今でも渋くてかっこ良いなと思います。
何度も大河に出られていますが、存在感というか場が締りますね。
太平記の中での北畠親房の活躍が楽しみです!
花夜叉一座
具足師の「柳斎(りゅうさい)」として、藤夜叉(宮沢りえさん)とその子の見守りと伊賀周辺の情報を探っている一色右馬介(大地康雄さん)。
藤夜叉は全く右馬介の正体に気づいてませんが、花夜叉たちにはわかっちゃいましたね。
右馬介の時は、凜々しい武士という感じですが、柳斎の時は「おじいちゃん」って感じで、同一人物とは思えませんね。
右馬介がすごいというか、演じている大地康夫さんが凄いんでしょうね。
ここで、花夜叉(樋口可南子さん)が楠木正成(武田鉄矢さん)の妹ということが明かされました。楠木の妹がなぜ、旅一座なのかはまだ明かされていません。気になりますね。
花夜叉は一色右馬介に頼み事をします。
それは、高氏に楠木正成を助けてくれるよう頼んでほしいというものでした。
史実では諸説ありますが、
楠木正成の妹が伊賀の服部氏に嫁ぎ、その子どもが「能」の開祖となった「観阿弥」という説もあるようです。
楠木正成の妹・花夜叉が旅一座の女座長という設定もそのあたりが関係しているのかもと思ったりしました。
赤坂城落城
当初はわずか500人の兵で2万人と言われる幕府軍に抵抗していた楠木軍。人数差にもほどがあります。笑
楠木正成は地の利を活かした「山岳ゲリラ戦」で幕府軍を翻弄します。史実でも「軍略の天才」と呼ばれていたようです。
登ってくる幕府軍に対し、丸太や岩や石、熱湯などをぶっかけ、妨害します。
戦国大河を見てきた者としては、鉄砲がない戦いが新鮮ですね。
しかし、圧倒的な兵力の差には勝てず、楠木軍の落城が迫っていました。
楠木正成は逃亡を選択します。
自害したり、討ち死にせず、この命を大事にするあたり、本作の楠木正成っぽいなと思いました。
家臣たちにも「好きなよう(解散)にしていいよ」と言ってましたしね。
史実でも、楠木正成は落ち延びました。幕府側にしてみれば、大軍で攻めているにも関わらず、楠木を取り逃がしたことは大失態だったようです。
まとめ
伊賀へと落ち延びることになった楠木正成。高氏はこれから伊賀に向かうようです。
いよいよ楠木正成と足利高氏が接点が出てきそうですね。
ストーリーとは関係ないですが、現在はドラマに出ることのない後藤久美子さんが見れたり、ベテラン俳優たちの若かりし頃が見られるのも見所の1つかなと思います。
本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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