どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!
往年の名作大河ドラマ太平記の第18回「帝の脱出」です。
長引く戦により、御家人たちの戦費の負担はかさみ、鎌倉幕府は内部から崩壊しようとしていました。
そんな中、後醍醐帝(片岡孝夫さん)は、幽閉先の隠岐からの脱出を図ります。帝の脱出により幕府は大混乱に陥ります。
幕府はさらなる軍勢の派遣を決めます。
鎌倉の守りが手薄となる絶好の機会が高氏(真田広之さん)にやってくるのでした。
往年の名作大河ドラマ太平記第18回「帝の脱出」の感想
帝、脱出
いよいよ、後醍醐帝脱出の時が…。
しかし、帝の子を身ごもっている小宰相が裏切っていました。鎌倉方に内通していたのです。
帝はそれもお見通しで、小宰相にわざと違う脱出日を教えていたのでした。
抜け目ないですね。
帝は裏切られているにも関わらず、小宰相のことを
「哀れなおなごと思っている」
「若い身でこのようなところに来て、都に戻してやると囁かれれば、心が揺れるのも当然だろう」と。
やはり、このお方はスケールが大きいというか…。
まあ、冬の日本海を渡って脱出を試みるくらいなので、めちゃくちゃタフですけどね。
この後醍醐帝の小宰相への情けが、阿野廉子(原田美枝子さん)を苛立たせるんでしょうね。汗
なんと、廉子は脱出中に小宰相を船から真冬の日本海に突き落す暴挙に…。汗
しかも無言で実行するところが怖すぎる…。
金沢禎顕
帝の脱出により、鎌倉幕府は大混乱に!
第2陣の派遣が検討されます。
金沢さん(児玉清さん)は赤橋さん(勝野洋さん)に
「足利家は派遣しない方がよい」
と進言します。
「反転して鎌倉を責める可能性が0ではない」
「貞氏殿が亡くなってから、足利家は何かが変わった」
金沢さん、こんなに鋭いキャラでしたっけ!?
しかし、円喜(フランキー堺さん)が考えた派遣メンバーには、足利高氏の名が入っていたのでした。
高氏、立つ!!
赤橋さんは、第2陣の要請に高氏のところへ来ました。
そこで、高氏と敵味方に別れて争う夢を見たと言います。
高氏は、「たとえ夢であっても、味方としたい」と赤橋さんに言います。
これは高氏の本音でしょうね。
赤橋さんは、聖人君主のような人ですし、高氏がこの人となら鎌倉幕府を正せるかもしれない、と思った人ですからね。
聖人君主が1人いても、組織の腐敗というのは止まらないんですよね。涙
赤橋さんは、
「腐り果てたとはいえ、北条は我が一族」
「これに弓引くことはできぬ」
「愚かな、赤橋守時よ」
と言います。
いや~、しびれますね~。何が起きようとも家と運命を共にする覚悟が感じられます。
これで、高氏は、義兄・赤橋さんを敵に回すことは確定してしまいました。
それでも高氏は、決意をします!!
「諸国の足利一族に使者をだせ!」
「足利が総力を挙げて戦をいたす!」
「馳せ参じられよ、と」
この歴史が動く瞬間のシーンは、見ている側も力が入りますね。
佐々木判官は敵か味方か!?
足利家の裏切りを懸念する金沢さん。
長崎円喜は、「一族の兵を合わせても3,000くらいだから、大丈夫」と余裕そうです。
北条高時(片岡鶴太郎さん)は、
「わしの犬は檻の中におるから、かわいいのじゃ」
「噛みつくものは、檻の中が良いぞ」
と言います。
この犬に例えるあたりは、さすがだなあという感じです。笑
それに対し、円喜は、
「都までの街道はわれらの檻のようなもの」
と余裕です。
円喜はここまで余裕なのは、佐々木判官を抱き込んでいるから。
まあ、一番危ない奴だと思いますが…。笑
円喜の先は、近江で高氏と判官が合流して都に向かう。
万が一、高氏が反転し鎌倉を責める場合は、判官が背後から高氏を追撃するというもの。
佐々木判官は、
「足利殿の動きはこの判官が隅から隅まで目を光らせます」
「鎌倉には弓は引かせませぬ」
と、いつもの調子です。
でも佐々木判官は、先回、高氏と密約を結んでいたような…。
この人は誰の味方なんでしょう…。
有利なほうに傾くつもりなのか…。
裏では佐々木判官は、円喜に脅されまくっていました。汗
佐々木一族の領地である隠岐から帝が脱出したことを責め立てられます。
円喜は佐々木判官に、
「今度、背いたら、鎌倉にいる一族郎党を打ち首にするぞ」
と脅していました。
円喜はあえて、足利を鎌倉から出すようです。
どうする!?佐々木判官。
さいごに
いよいよ前半のクライマックスが近づいてきました。
佐々木判官はどちらに味方するのか。
あえて足利を鎌倉から出す、円喜の思惑とは。
そして、楠木は持ちこたえられるのか。
ますます、目が離せません!
本日はここまで、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント