往年の名作大河ドラマ「太平記」レビュー!第3回「風雲児」感想

太平記
RonaldPlett / Pixabay

どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!

 

さてさて、往年の名作大河ドラマ「太平記」の第3回です。

今回は、足利高氏が京に行き、鎌倉から離れた京では、鎌倉幕府倒幕の気運が高まっていることに気づかされる回でした。

 

やはり、物理的な距離の影響というのは大きいと思います。

北条氏のお膝元と帝のお膝元では、考え方や空気感が違うんだろうなと思いました。

 

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往年の名作大河ドラマ「太平記」レビュー!第3回「風雲児」感想

修学旅行?

ストーリーにはあまり関係ないんですが、個人的にかなりツボだったのが、京都観光?をする高氏と右馬助。

 

右馬助がガイドブック?みたいな紙を片手に「昨日清水寺見たし、次、どこ行きましょーか?」と、普段は見せないハイテンションぶりだったのが可愛かったです(笑) 京が大好きなんですね(笑)

 

一方、高氏は「また寺?もう寺は飽きたよ」みたいな反応で、修学旅行の中学生か!という感じで面白かったです。

 

婆娑羅大名 佐々木道誉

登場しましたよ(笑) まず、着物が派手! 外見からして主張が激しいです(笑)

左右で柄の違う着物を着て、立花(立ったまま行う生け花)をしています。

美的センスが凄そうですね。

 

演じられているのは、陣内孝則さん。こういう煮ても焼いても食えなそうな役にハマりますね(笑)

それにしても声が大きいというか声の張りがすごいですね。

陣内さんあまりお変わりにならないので、今でも佐々木道誉、演じられるんじゃないかと思いました。

 

面食い、高氏

日野俊基に婆娑羅大名・佐々木道誉の館に1人置き去りにされる高氏(汗)

 

佐々木道誉のところでは、花夜叉一座が踊りや芸を披露します。

 

そこで舞いを踊った白拍子が宮沢りえさん演じる「藤夜叉」です。

 

藤夜叉を見て、ハッとする高氏。タイプだったようです(笑)

第1話で沢口靖子さん演じる赤橋登子と初めて対面したときも同じような反応をしてました(笑)

 

太平記の高氏は、面食いのようです(笑)

 

高氏の様子を見逃さなかった花夜叉の計らい?で高氏と藤夜叉は、夜2人きりに…。

そして、一夜を共にすることになりました。

 

これ、ましらの石が知ったら、発狂しそうですね(汗) まあ、知るんですけどね。

 

対照的な出会い

高氏は、後醍醐天皇とも偶然出会います。

 

後醍醐天皇との出会いと第1話での北条高時との出会いが対照的に感じました。

 

片岡孝夫さん演じる後醍醐天皇なんですが、ものすごく雅な空気感が漂っていて、引き込まれるような魅力がありますね。

これは、美しもの好き?の高氏も引き込まれちゃうんじゃないかなと思いました。

 

北条高時との出会いですが、第1回で高氏の烏帽子親になってもらっているんですね。

この時に、高氏は首根っこを押さえられたまま、高時に「頭を上げてみよ」と言われるわけです。

 

このシーンは、高時は足利と北条力の差を高氏に身をもって体感させたのかななんて思いました。

 

というわけで、後醍醐天皇との出会いと北条高時のとの出会いは対照的に感じました。

 

京と鎌倉の温度差

京では倒幕計画が進行していることを後醍醐天皇の側近・日野俊基から聞かされる高氏。

「源氏の嫡流である足利氏が動かないと、他の武士たちは付いてこない」と言われます。

 

佐々木道誉からも倒幕についてズバリ真意を問われます。

高氏は、「まだ父・貞氏の命を受ける身であるので…」とはぐらかすことしかできません。

 

ずっと鎌倉にいて、北条氏の権勢を目の当たりにしている高氏には、この時はまだ倒幕については考えていなかったと思います。

 

考えてもいないことだったから何て言ってよいのか、そもそも自分自身はどいういう考えなのかもまだ、わからなかったと思います。

 

京の倒幕の気運に触れたことが、高氏の今後に影響を与えていくことになると思います。

 

さいごに

今回のタイトルは、「風雲児」でしたが、誰か特定の人物ではなく、登場人物1人1人の活躍が時代のうねりを作っていきそうです。

 

後醍醐天皇、佐々木道誉、日野俊基、藤夜叉。

高氏の人生に大きな影響を与える登場人物たちに出会った回だったなと思いました。

 

本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

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