どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!
2020年の大河ドラマは明智光秀が主役の「麒麟がくる」、2021年の大河ドラマは渋沢栄一が主役の「青天を衝け」に決定しています。
大河ドラマファンの中では誰が主人公になってほしいかは、よく話題になることかと思います。
わたしも物心ついた頃から、大河ドラマを見て育った人間として次の大河ドラマの主人公が誰になるのかは、その1年の過ごし方を左右するくらい(笑)一大関心事です!月曜日からの仕事の頑張り度が変わるんですよ(笑)
個人的な好みもありますが、2021年以降の大河ドラマの候補としては「石田三成」が有力なんじゃないかと思います。これまで、主役にはなったことはないですし、実は主役に抜擢される要素を兼ね備えているなあと思いました。明智光秀も主役になったので、同じ路線で数年後になるんじゃないかと思ってます。
ということで、石田三成が大河ドラマの有力候補になり得る理由をあげてみます。
石田三成が大河ドラマの主役候補になる理由
側室がいない
ここ最近の大河ドラマの主人公の傾向をみていると、主役になっている人物は概ね側室がいません。ここ10年の戦国時代の武将が主人公となった大河ドラマとして、「天地人の直江兼続」、「軍師官兵衛の黒田官兵衛」は側室がいません。当時はそれをウリにしていた感じもありました。
今回の明智光秀もまさにそうかなと思います。
「真田丸の真田幸村」は史実では側室がいたと思うんですが、作中では上手にすり抜けて描かれていた感じですね(笑) 作中では同時には複数の奥さんがいなかったと思います。
最近の風潮もあり、側室がいる=女性にだらしない主人公=視聴者の支持を得られない、みたいな感じに捉えられるのを制作者サイドが懸念しているのではないかと個人的には勝手に思っています。
わたし個人は、そういう時代なので側室が大勢いようと全く気にしません。
側室がいるのが当たり前の時代にも関わらず、正室だけと添い遂げた一途というか律儀な人物像を前面に押し出したいという意図が直江兼続や黒田官兵衛からは感じられたんです。
というこで側室がいないということは、結構選考のポイントとしては大きいんじゃないかなと思います。この点石田三成はがっちりハマってくるんではないかなと思いました。
三英傑との絡みがある
三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)は過去に主役にもなっていますし、戦国時代が舞台だと必ず登場してきますね。
三英傑は既視感満載で、視聴者の中には「またか…」という声もあるかと思います。そのため、今後主役になることはなかなかないとは思います。
既視感満載の反面、三英傑のファンが多いのは紛れもない事実です。わたしは秀吉と家康が好きなので、この2人が出てこない大河はやはり物足りないんです(笑)
わたし以外にもそういう人は多いだろうと思います。
ということで、三英傑とあまり絡みがない武将よりは、三英傑との関係性がある武将が主人公に選ばれるような気がします。
石田三成は、その点はクリアです。前半は秀吉に仕え、後半は家康をラスボスとした「関ヶ原」という最大の見せ場がありますからね!だんだん、わたしが見たくなってきました(笑)
領民に慕われていた
石田三成は領民に慕われていたようです。今でも地元人気は高いですしね!
主人公に選ぶにあたって、この領民に慕われていたということは、選考のポイントしては大事ですよね。
三成は、関ヶ原の戦場から敗走するんですが、そして家康側に捕らえられるまでは領民に匿ってもらっていたという話があります。匿う側もリスクがあるにも関わらず、匿っていたということは、それだけ慕われていたことの表れなんではないかと思います。逆に圧政をおこなっていたら、ここぞとばかりに差し出しますからね(笑) もしくは、落ち武者狩りに遭ったりとか…。
評価の見直し
石田三成は過去の大河ドラマでも何度も登場しています。しかし、人物像としてはあまり良い感じには描かれていないことが多いのかなと思います。
よくあるのが秀吉に讒言を吹き込んで「朝鮮出兵」「秀次事件」を引き起こした人物。淀殿と陰でデキていたなど。
福島正則とかからめちゃくちゃ嫌われてますしね(笑) 愛想もない感じの悪い人として描かれることが多いのかなと思います。
この人望のなさが関ヶ原の敗因の1つとも言われますが、個人的には家康の方が1枚上手で上手に内部分裂を起こしたんじゃないかと思ってます。
歴史というの勝者の都合の良いように書き換えられる側面があり、三成の人物像もこれまで言われてきている人物像を鵜呑みにしていいんだろうか、と個人的には思ったりしています。
謀反人のイメージが強かった明智光秀が主役になったことを考えると今後の大河ドラマはこれまでは評価の低かった人物の見直しが行われていく路線になってくるんじゃないかと思いました。
真の忠義者
わたしが石田三成が好きな最大の理由は、真の忠義者というところです。この時代には、珍しいくらいの忠義者だと思います。そういう人間性が好きですね。
家康になびいていれば、それなりの大名としてやっていけたと思います。しかし、リスクを冒しても豊臣の世を守ろうとしたのは本当に凄いなと思います。19万石の大名が250万石の家康に戦いを挑むというのは相当のことだと思うんですね。
自分が天下を取りたいとかは一切なく、自分のためでなく「豊臣家の御ため」の一心だったと思います。
関ヶ原の後、居城の佐和山城を徳川方が中を見たところ、非常に質素で私財の蓄えもなかったようです。日頃から質素な生活をし、私財を全て投げ打って家康との戦に挑んでいたんだと思います。
関ヶ原で敗走が決まっても自害したりすることもなく、再起を狙っていました。家康側に捕らえられたあとも、死の直前まで諦めていなかったことがうかがえます。
「柿」のエピソードがまさにそれを表しているように思います。白湯がなくて、柿を食べるように言われた三成ですが、「柿は身体に悪い」と断ります。もうじき処刑される人間がなんで身体のことを気遣っているんだと笑われるエピソードがあります。死の瞬間まで諦めなかった想いの強さが伝わってきます。
それだけの強い想いの忠義心であったと思います。
まさに、大河ドラマの主役として描きがいがあるのではないでしょうか。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
わたしが石田三成を好きだということも大幅に影響していますが(笑)、大河ドラマの主役になり得る要素を十分に持っている人物ではないかなと思いました。
気が早いですが、2021年以降の大河ドラマの主人公の発表を楽しみにしたいと思います(笑)
本日はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
石田三成の他に大河の主役を張れそうな候補はこの人かも…
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