どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!
突然ですが、太平記のOPテーマ曲にハマっています。
出勤するときは太平記のOPテーマテーマを聞きながら出勤してます。笑
鎌倉幕府に出仕する高氏の気持ちよくわかるなー。笑
わたしも毎日、鎌倉幕府に行くような心境です。汗
今週は見所が多くて、感想がなかなかまとまらなかったです。汗
第5回「危うし足利家」の感想です。
往年の名作大河ドラマ太平記レビュー!第5回「危うし足利家」の感想
佐々木判官(道誉)
日野俊基と会っていたことで、鎌倉幕府に捕まる高氏。
日野と会っていたことを証明する証人としてやってきたのが、佐々木判官でした。
佐々木判官(陣内孝則さん)、またまたド派手な着物で登場!笑
この人は、高氏と日野俊基が会っていたことを確かに知っているし、あのキャラなんで何を言い出すかわからず、高氏は内心ドキドキです。この人が本当のことを言ったら、終わりですからね。
「確かに、高氏と日野は会っていた」と言う佐々木判官。高氏に肩入れしてくれている連署の金沢貞顕(児玉清さん)の「あちゃー」という顔とは対照的に、長崎円喜はついに足利を追い詰められるとニコニコ顔です。笑
でも、佐々木判官は、「高氏には会ったけど、この人じゃありません。この人とは似ても似つかぬ人です。さては、京で会ったのは偽物だったんだな。それを見抜けず、佐々木判官、面目ない!」
どういうわけか、佐々木判官は高氏を庇います。審問の場で、堂々と嘘をつき、しらじらしく謝るのでした。
いやいや、この場面は面白かった。佐々木判官のしらじらしさに笑っちゃいました。
この人も本心は倒幕なのか?だとしたら、足利の力も必要になってくるので、高氏を助けたのでしょうか。
本当に食えない人ではあります。笑
審問の後、アテが外れた長崎円喜は佐々木判官に物申します。
円喜「佐々木殿は我らと同心だと思っていたから、お呼びしたのだが」
判官「勘違いされるな。わしに指図できるのは、執権殿だけよ」
執権を凌ぐ勢いと言われていた長崎円喜に対して、まるでお構いなしに堂々としている佐々木判官。なんか、見ていてスッキリしましたね。
でも、長崎円喜、怒らせると後が怖そうですが…汗
赤橋守時
勝野洋さん演じる赤橋守時、凜々しくて良いキャラですね。
佐々木判官の証言を受けてもなお、高氏を罰しようとする長崎円喜。
高氏と対面し、高氏の想いを聞いた赤橋守時は高氏を助けることを決意します。
そんな中、奥州で内乱が起こります。
奥州の内乱を治めようとした幕府軍でしたが、なぜか奥州VS幕府軍という形になってしまいました。
その原因を作ったのが、長崎円喜の息子・長崎高資(西岡徳馬さん)。
奥州にある安藤家の相続争いで訴訟を受けていました。高資は、争っている両者それぞれに対し「有利な判決にする」と二枚舌を使っていました。そして、両者それぞれから、莫大な金品をもらってました。
その情報を掴んだ赤橋さんは、名前こそ出しませんが、今回の戦は幕府内の不正が招いたもの、と糾弾します。
赤橋守時「安藤家は京にも声をかけている。再び帝が立ち、足利も付けば、我らとて無傷ではいられない!」
金沢貞顕「足利を味方に付け、御家人の動揺を防ぎ、奥州の火を飛び火させないことが大事」
金沢さん、ナイスアシストでしたね。
そして、最後のトドメは、
赤橋守時「他を疑う前に我ら自身が正しくあらねばならん。とは、他を裁く者の資格と存ずるがいかがか!?」
と長崎親子に投げかけます。
いやー、赤橋さん良いですね。この真っ直ぐな人柄。真っ直ぐなだけでなく、この人なりに鎌倉幕府を何とかしたいと葛藤しているように思いました。
今回は、円喜が煮え湯を飲まされるシーンが多くて、スッキリしましたね。笑
父と子
今回は、足利貞氏、高氏父と子と長崎円喜、高資の父と子。それぞれの親子が描かれていました。
それぞれ、息子の不始末で追い込まれるところは似ているなーと思いました。
結局、息子・高資の不正が原因で、足利を追い込めなかった長崎円喜。
評定の後、円喜はぶち切れて高資を扇子で数十発と殴りつけます。
ここまでいろいろ策を巡らし、やっと足利を潰せるところまで来たのが、息子の不正のせいで、全てダメになったわけですからね。
円喜は息子に対し、
「私利私欲では内管領は務まらん!!」
「北条家が傾いている。北条が崩れれば幕府も終わる!そうあってはならん故、血を流してきたのがわからんのか!!」
と言います。
ここで円喜の本心というか志が見えましたね。
円喜も不正とかしてそうなイメージ(ごめんなさい)だったんですが、円喜も円喜なりのポリシーで北条家及び幕府のためにやってきてたんですね。汚れ仕事もいとわないというか。
円喜も鎌倉武士だなと思いました。
牢屋の柵越しに対面した、高氏と貞氏。
高氏は父に、「今回のことは足利家だけの問題ではなく、鎌倉幕府自体の真価が問われる」
ということを言います。
そして、高氏は「合点がいかぬ裁きなら、鎌倉と一線交える覚悟です!」と本心を父にぶつけます。
それに対し、貞氏は、
「いかなることがあっても見殺しにはせん」と優しく言うのでした。
京を見て帝に会った高氏は、「鎌倉は腐っている」ということを思うようになります。
父・貞氏は、今はまだ鎌倉と争うタイミングではないと思っているのかなという印象でした。
貞氏の中でいろいろ葛藤しているのかなと思いました。
ラストは、高氏は無罪放免となりました。その知らせを聞いて、ぴょんとジャンプして、嬉しさを身体で表現する貞氏が可愛すぎましたね。笑 あれは犯則です。笑
最後に
今回も面白かったです。
・高氏を助けた佐々木判官の狙いは何なのか?
・長崎円喜は次は、どんな手で足利家を追い込んでくるのか?
・鎌倉への忠誠心を失いつつある高氏はどうのような行動をしてくるのか?
このあたり注目しながら次回以降見ていきたいなと思いました。
次回は楠木正成が登場のようです!
本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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