海外ドラマ24　『リデンプション』のあらすじと感想　ネタバレあり

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海外ドラマ24の中で、2時間だけのシーズンがあります。シーズンというか、シーズン6とシーズン7をつなぐ物語といったところです。

こちらは、シーズン7が脚本家組合のストライキの影響で1年間延期されたため、制作された特別番組です。

今までのシーズンとは趣が異なり、アフリカの場面がメインで進行していくので新鮮な感じです。

ジャック以外はほぼ新たなメンバーのため、初見の時はなかなか物語に入り込むのに時間がかかってしまいました。シーズン7を見た後のほうが、逆にすんなりスト－リーが入ってくる感じでした（汗）

今回はそんなリデンプションについてのあらすじと感想です。

海外ドラマ24　『リデンプション』のあらすじと感想

海外ドラマ24　『リデンプション』のあらすじと感想

海外ドラマ24『リデンプション』のあらすじ

舞台は、シーズン6から3年8ヶ月後のアフリカのサンガラ（架空の国）とワシントン。

全てを失ったジャック（キーファー･サザーランド）は、アメリカを離れ世界中を放浪していました。放浪の果て、特殊部隊時代の同僚のカール･ベントン（ロバート･カーライル）の元に身を寄せていました。ベントンは、地元の子どもたちのための学校を運営しています。

サンガラでは反政府組織が子どもたちを拉致し、少年兵に仕立てあげていく事態が続発していた。ベントンの運営する学校にも子どもを拉致しようと反政府組織が乗り込んできます。

その頃、アメリカでは、アメリカ初の女性大統領アリソン･テイラー（チェリー･ジョーンズ）のアメリカ合衆国大統領就任式が始まろうとしていました。

海外ドラマ24　『リデンプション』の感想ネタバレあり

アフリカの悲しい現実

今回のメインプロットが、反政府組織に子どもたちを拉致されないようジャックが子どもたちを守るために闘うというところです。

これは、24の物語の中だけでなく、実際のアフリカ諸国で起きている現実です。他のシーズンのテロは、物語上のテロ事件なんですが、今回は現実世界で起きていることを24の物語の中で描いています。そのことを考えながら見てしまうと、なかなかショッキングです。

冒頭でも子どもに処刑を強要するというかなりショッキングな始まりです。

作中でも、反政府側の銃を構えた少年兵とジャックが対峙する場面があるんですが、辛い映像でしたね。子どもが撃ってきたら、ジャックも撃たざるを得ないんで、「頼むから、撃ってくるなよ」と思いながら見てました。

カール･ベントン

ジャックの特殊部隊時代の同僚のベントンさん。24の中ではトップクラスの人格者じゃないでしょうか。行っている活動はもちろんのこと、あのキレやすいジャック（笑）に優しく諭したりと行いや発言がいい人だなーと思って見ていました。

実は、ジャックはアメリカの議会から召喚状が出されているんですが、ずっと無視してます（汗）過去に行ってきた尋問という名の拷問の違法性を問われているんです（汗）ジャックを置いているベントンさんも大使館の人から圧力がかかるんですが、そんなことは気にせず、ジャックのことを真剣に考えての発言をしてくれます。

そんなベントンさんもジャックと子どもたちと反政府組織から逃げる時に、子どもの1人が地雷を踏みそうになったのをかばい、ベントンさん自身が地雷を踏んでしまいます（涙）この地雷は踏んだだけでは爆発せず、動いた時に爆発するというもの。つまり、その場から動けないんです（涙）

子どもたちをジャックに託し、1人反政府組織の追っ手を足止めすることを決意したのでした。最終的に、追っ手を巻き込んでの爆死でした（涙）

とても良い人だっただけにいたたまれないです（涙）24って、こういう結末多いんだよなー。

ちなみにベントンさんの声に聞き覚えがあって、調べてみると「デスパレートな妻たち」のマイクと同じ声優さんでした。