【麒麟がくる 感想】第38回丹波攻略命令 美しく散った三淵藤英!

麒麟がくる

どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!

 

麒麟がくる第38回「丹波攻略命令」のあらすじと感想です!

 

三淵藤英の悲しき最期や、ついに斎藤利三が家臣に加わったり、と本能寺の変に向けさらに加速しているような印象です。

それにしても、光秀の南蛮人のコスプレはすごくお似合いでした!

 

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麒麟がくる 第38回「丹波攻略命令」のあらすじと感想

麒麟がくる第38回「丹波攻略命令」のあらすじ

明智光秀(長谷川博己さん)の居城の坂本城に預け置かれていた、三淵藤英(谷原章介さん)。織田信長(染谷将太さん)より、切腹の沙汰がくだされる。

信長に直談判をしようとする光秀を藤英は制し、切腹を受け入れる。

光秀のもとに、主君・稲葉一鉄(村田雄浩さん)のもとから斎藤利三(須賀貴匡さん)が逃げ込んでくる。

光秀は信長から、利三のことを上手く取り計らう代わりに、丹波の攻略を命じられる。

 

麒麟がくる 第38回「丹波攻略命令」の感想

美しく散るか、泥臭く生き延びるか…

今回は美しく散っていった三淵藤英と、仕える主君を変え生き残りを図る、稲葉一鉄と斎藤利三の対比が対照的だったな、と思いました。

 

どちらが正解というわけではなく、どちらの生き方も懸命に生き抜いたことには変わりありません。

現代人感覚から言うと、三淵さんの生き方は不器用にも思えてしまう。

しかし、主君と決めた人に最後の最後まで付き従う、江戸時代の武士道に通ずるこの生き方は、判官びいきの日本人としては、魅力的にもります。

 

谷原さん演じる三淵さん、最後までかっこ良かったです。

実際は、信長から切腹を命じられる少し前からの記録が残っておらず、なぜ切腹に追い込まれたかは謎に包まれているようです。

 

想像力が乏しい?信長

作中の信長のセリフで「1人の命を大事に思うておる」と言っていましたが、そうは思いません。

三淵さんを切腹に追い込んだり、殺されるのをわかっていて利三を稲葉一鉄に返そうとしていました。

 

今作の信長を見ていて、人の気持ちへの想像力が足りない印象があります。

記憶に新しいところで、正親町天皇に蘭奢待をあげてました。

また、初期の頃には、独断で家康の父を暗殺し、父の信秀にその首を献上していました。

 

信長本人は、喜んでくれると思って行動しているんですが、全て裏目に出ていました…。

 

信長のやっかいなところは、悪気がないというか、本当に喜んでもらえると思っている。

でも、実はまわりは迷惑だったりする…。

 

「こういうことをしたら相手はどう思うのか」とかその辺の感覚が少し欠如しているような印象です。

 

史実の信長も個人的にはそういう印象があります…。

 

本人に悪気がないというのは実はやっかいで、本人は気をつけようがないんですよね。

 

当時の価値観として、進言してもダメなら排除してしまおう、という感覚はあったと思うので、そのあたりが本能寺の変につながったのかも、と個人的には思ったりします。

 

朝廷内の駆け引き

信長と親しい誠仁親王が帝になれば、信長と朝廷の関係は強いものとなります。

その信長との結びつきを強めていれば、自身の立場も安泰になるという、関白・二条晴良の思惑は見え隠れしていました。

 

この辺は、1回見ただけではわかりづらかったですね。

 

史実の二条晴良についてはこちらで記事にています!

 

二条や信長についても、先々まで見通しを立てる正親町天皇。

なかなかしたたかというか、策士という印象です。

 

やっぱり、本能寺の変「朝廷黒幕説」が俄然、ありそうになってきました。

 

近衛前久の「そもそもわたしは、信長のごとき武将が好きなのじゃ」というセリフは思わず、にやっとしてしまいました。

この人は、信長とも親交が深く、その前は上杉謙信公とも親密な関係を築いていました。

公家なんですが、武将好きなんですよね。妙に親近感湧きます。笑

 

そんな武将好きの近衛前久についてはコチラで記事にしてます。

 

最後に

次回以降は、近衛前久の復活による二条晴良と信長の関係悪化が描かれそうです。

 

そして、想像力が少し足りない信長による、ブラック企業も真っ青の光秀のハードワークも幕開けする予感。

 

本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

麒麟がくるの全話あらすじと感想はこちら!

 

 

 

 

 

 

 

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