往年の名作大河ドラマ太平記レビュー!第6回「楠木登場」の感想

太平記
RonaldPlett / Pixabay

どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます!

 

往年の名作大河太平記の第6回ですね。

 

今回は、先週高氏が無事に無罪放免となり、北条の姫との縁談も内定して、北条方と協調しながら、鎌倉幕府を良くしていく流れになり始めていました。

 

しかし、高氏は一時北条と戦う覚悟までしてたんで、この協調体制で良いのか?と思い悩んでいるようでした。

 

そんな中、藤夜叉が自分の子を身ごもっていることを知る高氏。もう動揺がすごいです。

火遊びには気をつけないといけませんね。笑

 

スポンサーリンク

往年の名作大河ドラマ「太平記」レビュー!第6回「楠木登場」の感想

足利と北条の協調

高氏と父の貞氏は、赤橋守時のところにお礼に行きます。

前回、赤橋さんのおかげで高氏の放免につながったので。

 

赤橋家に向かう道中、高氏は、

「そもそも無罪なのに捕まえていた北条が悪い!」

「まず、向こうから謝るべきだ!」

と言います。

 

強気ですね~。まあ、確かにそうかもしれません。

 

赤橋守時との対面になります。

赤橋さんは、高氏と貞氏に対し、今回の一件は、そもそも北条に非があったと丁寧に丁寧に詫びるんですね。

 

これには、高氏と貞氏も拍子抜けでしたね。笑

 

赤橋さんは貞氏に、

「幕府も北条もくさっている。このままでは世が乱れ、多くの血が流れる。共に幕府を立て直しましょう」

と言います。

 

赤橋さんって、人間が出来過ぎていて、わたしもちゃんとしなきゃなと思わせてくれる登場人物です。

勝野洋さんの真っ直ぐな赤橋守時、良いですね!

 

楠木登場!

今回のタイトル通りですが、武田鉄矢さん演じる楠木正成が登場しましたね。

 

印象は「農家の気のいいお父ちゃん」、という感じなんですが(笑)、それでもただ者じゃなさそうなオーラは出ていたのがすごいなと思いましたね。

 

楠木正成のセリフ良かったですね。

「悪い種が自然に滅び、良い種が米を作る」

「自然に世の中は変わる」

 

やっぱり、何かを成し遂げる時って、タイミングとか時勢って凄く大事だなと思いました。

楠木正成の中の人が、金八先生もやっているんで、説得力ありましたね。笑

 

今回、鎌倉幕府倒幕計画が失敗に終わり、日野俊基が捕らえられたりしました。

やはり、まだそのタイミングではなかったということなのでしょう。

 

楠木正成の弟役が赤井英和さんでした。この時、何歳位なんでしょう?りりしいですね~。

なぜか、1人だけコテコテの大阪弁なのが、気になりましたが。笑

まあ、河内の武将だから良いのか。笑

 

佐々木判官と北条高時

この2人がもの凄く、仲良しということが判明。笑

妙に納得というか、お互い芸術家嗜好ですし、気が合いそうです。

 

幕府で流鏑馬が催されていました。

高氏は見事に、全部の的を射抜きます。

これ、真田さんがスタントなしで実際にされていましたね。さすが、JAC(ジャパンアクションクラブ)出身ですね。すごかったです!

 

闘犬場の一件以来、高氏は北条高時に目通りします。

 

全部の的を射抜いた高氏に対し、高時がかけた言葉が高時らしかったです。

「良い犬と良い一座を抱えた大名を良い大名と言うことにしている」

「犬と踊りが好きなものは戦を好まぬ」

「わしに刃向こうたりせん」

「それゆえ、佐々木判官とは心置きなく話せる」

 

裏を返すと、高氏とは心置きなく話せないっていうふうに捉えちゃいますね。

高時は裏では、足利とも仲良くやろうと言ってるのに、こーいうとこだよなあーと思ってしまいました。笑

 

元服の一件や闘犬場での一件もあるので、高氏は高時に対し嫌悪感しか湧かなそうですね。

俺が必死に仕えてる男がこの男か?って思っちゃいそうです。

 

揺れる高氏

藤夜叉の妊娠を知って動揺を隠せない高氏。藤夜叉に会いたい気持ちが抑えられません。

 

北条方の姫・登子との縁談が内定しているので、右馬助は必死で藤夜叉に会わないよう説得していました。

 

藤夜叉の妊娠を知ったことにより、高氏の気持ちはもうグラグラでしたね。

 

気づいたら北条と協調して幕府を正していくレールに乗り始めていた。日野俊基が処刑されるかもしれない時に。

本当にこれで良いのか?と思い悩みます。

 

そんな気持ちだからこそ、京で出会った藤夜叉にもう1度会いたくてたまらないんでしょうね。

 

さいごに

高氏の抱えている迷い、葛藤がどちらの方向に変わっていくのか、今後の見所かなと思いました。

 

それにしても、佐々木半官は高氏の味方なのか、ハメようとしているのか何ともわかりませんね。佐々木判官、良いキャラです!

 

第7回は「悲恋」ということで、藤夜叉とは結ばれないのかな。

 

本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

太平記の全話感想はこちらです↓随時更新中です。

大河ドラマファンによる往年の名作大河「太平記」の全話感想!
どうもみやです。本日もお越しくださり、ありがとうございます! 2020年の4月より、BSプレミアムで日曜の朝6時から、「太平記」が再放送中です。 本放送は、1991年でした。 リアルタイムでも視聴してたんですが、子どもだったのと30年近く前...

コメント