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戦国時代のスター・織田信長。
信長の定説で言われているイメージとしては、「残虐な性格」「激情型」しまいには「魔王」と言われるほど恐ろしいイメージがあります。
・浅井長政のドクロの杯
・比叡山延暦寺の焼き討ち
・謀反を起こした荒木村重の一族を皆殺し
・通説とされている明智光秀へのパワハラ
などなど、残虐エピソードには事欠かない印象です(汗)
実はこんな信長がこういった人物になったのは、「母親の愛情不足」なんて言われりしています。
信長の母・土田御前の愛情不足が信長の性格に影響を及ぼしたのか考えてみました。
土田御前の愛情不足は息子の織田信長の性格に影響を及ぼしたのか?
過去のドラマ作品での信長と土田御前の関係性
信長と土田御前は仲良しで描かれることは、まずありませんね。
土田御前のほうが、信長を疎んじているパターンが多いかなと思います。
土田御前が冷たく信長に接するのに対し、信長はわりと淡々と冷静に対応している印象が強いです。
歴代大河ドラマの信長を見ていると、母・土田御前との関わりの中では、気持ちを無にして母の態度に傷つかないよう無意識に自己防衛しているように見えたりします。
無感情でいるからこそ、人の気持ちを察したりするのにも疎くなっちゃったのかな、なんて勝手に思ったりしました。
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」でも公式HPを見ると、檀れいさん演じる土田御前は染谷将太さん演じる信長にかなり辛く接するようです(汗)
史実での関係性
史実では、土田御前は信長の弟の信行(信勝)をかわいがっていたと言われています。
若い頃は「うつけ」で有名で、ド派手な格好で町を練り歩いていた兄・信長に対し、
弟の信行(信勝)は、品行方正な優等生タイプであったと言われています。
「不良の兄」と「優等生の弟」という構図なんですかね。
・信長がうつけだったから、弟のほうをかわいがるようになったのか?
・もともと弟のほうをかわいがっていたから、信長がグレてしまったのか?
ここは結構需要なポイントなのかなと思いました。
一説によると、赤ん坊の頃の信長は相当な「癇癪持ち」で、乳母の乳首をかみ切ったりしたという話があり、何人も乳母が交代したようです。
こういった話から推察するに、結構神経質で育てにくい子とだった可能性はあるかもしれないなと思いました。
それで、自然と土田御前の愛情が弟のほうに向いていった可能性はあるかもしれないなと思いました。
信長の自尊心が傷ついた?
現代の話になりますが、兄弟育児のポイントとして、「上の子を優先する」ということが言われています。保育園の先生や保健師さんから言われたりしました。
子育ては上から下へ流れる水のようなものだという話も聞いたことがあります。
親が上の子を大事にすることで、上の子は下の子に優しくすることができるということのようです。
信長の時代は、「嫡男」というと家を継ぐ大事な存在であり、他の兄弟たちとは別格の扱いだと思います。
自分が嫡男であるにも関わらず、実母が弟のことばかりをかわいがっていたら、結構自尊心が傷つくのではないのかなと思いました。
信長の性格へ及ぼした影響は?
信長から感じる印象は、あれだけ頭がキレるのに、「人の気持ちに鈍感」という印象です。
物乞いの施しをしたり、秀吉の浮気に悩んでいたおねに励ましの手紙を出してあげたりと、根っからの残虐の人ではないと思います。
しかし、対家臣になると、あまり心情には重きを置いていない感じがします。
裏切られたら徹底的に許さないところがある反面、松永久秀のように2回も謀反を許そうとしたりするなど、結構アンバランスな印象を受けます。
これらの性格の原因がすべて愛情不足とは思いませんが、様々な要因のうちの1つとして考えられるかもしれません。
さいごに
土田御前は信長の子どもたちの面倒をみていたという話もあります。
ドラマや小説などでは結構脚色されたりするので、実際はそこまで関係性は悪くなかったんじゃないかなと思っています。
しかし、弟のほうをかわいがっていたという話から、信長の精神面に与えた影響は少なからずあるのかもしれないなと思いました。
本日はここまで。最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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